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清浄光院

由緒・由来

清浄光院は阿弥陀如来を本尊とし、仙台三回向寺の一つで、その発祥寺です。
当院の念仏は、仙岳院2世天勇師が1662(寛文2)年に始めた念仏修行に由来し、さらに1671(寛文11)年京都大原から良忍上人の画像を奉じた南之坊憲真師が融通念仏を伝えたものです。

1676(寛文16)年仙岳院3世亮栄師の代に、4代藩主綱村公が念仏回向道場としてお堂を建立したもので、以来念仏を欠かさず、今も5月13?15日の三日間は特に大回向を執行し、大勢の参拝客でにぎわいます。3年を一千日と数え、一万日毎に供養塔を建てたので、俗に万日堂と称されたのです。

本来仙岳院のお堂の一つだったのですが、昭和になってから独立し、清浄光院と名乗るようになりました。